デザイン?する (住宅雑感5) 

2012年 4月 27日

はいた~い!  明日からGWですね。

当事務所も祝祭日は、休みなんですが個人的には何の計画もありません ・ ・ ・ 。

一人ぼっちの休みになりそうです。

ところで、住宅雑感も5回目になりました。 まだ、がんばれそうです。

今回は家のつくりで我家の場合。

みなさん、住宅を造るに当たって気になることは外観や間取り・広さといったところでしょうか。

うちは、中古なのでリフォームにも大きな壁が立ちはだかりました。

入ってみてびっくり、家の中心を厚さ30cmのコンクリート壁がドアを除いて横切っている

柱も気持ちの分ある? どこの寸法を測っても正確でない、水平もいまいちだし屋根は

工場でつくられたセメント板を乗っけてあるだけ状態!開口部を大きくとれば屋根が落ちるかもしれない

アキサミヨ~。  あるがままを受け入れるしかなかったですね。 それでも、自分たちの生活スタイルに

合わせて柔軟につかえるようにしました。

この家の中で一番贅沢なのはお風呂ですね(家の割に大きい)

それと庭から居室を通らずにトイレへ行ける事はいいですよ!夏場になると頻繁にガーデンパーティをしていたので、友人やお客さんが出入りしやすいようにと考えました。

うちの場合リフォームなのでたくさんの制限がありましたが、新築の場合、設計をする時に一番目に考えることは

「 自分を知る 」という事だと私は思います。

自分の希望・生活の仕方・くせ・経済的な面・なぜ、そうするのか・自分を見つめなおしてみる

せっかくいい建物をつくっても自分に合わなければ意味のない物になってしまうし、他人や流行に

左右されないように一本すじを通すようにしたらいいのではないでしょうか!

オンリーワンなのですから。

以前、スタッフの会話のなかで、デザインを施すというのは見た目をカッコ良くするということではなくて

思想を表現することであると言っていたのを記憶しています。

確かにそうだなあ~と思いました。           

                                                  あらかき